お客様から頼まれた桃の苗のお届けの傍ら、よしはし食堂にお伺いしました。
今年も昨年以上にひしひしと感じる本物の味でした。先ず、しし鍋・・・解体するのに保健所の指導が厳しいが、なんとかやってます。山のきのこ鍋・・・味はシメジをはじめ種類が多いほど良い味になります。川魚・・・もろこですが、獲るのは簡単だけど、砂を吐かせるのに、生かして持ち帰るのが大変です。
串刺しにして、このようにして屋外で炭火で焼き上げますが、狐色に焼き上げたのを、10串を1単位に、もろこしの皮を重ね束ねたものに刺し、風とうしのよいところで2~3日干し上げます。このとき使うもろこしの皮は、今何処でも栽培されてる、おわゆる甘い、軟らかい品種の皮ではなく、昔の固い粉に引くもろこしの皮でないと、刺した串の重みで抜け落ちてしまうのでそうです。秩父の文化を感じます。
思いますのに、大昔から続いている食の文化を、「何も足さない。何も引かない。」で地元のお客様に当たり前にお出しし、お客様も極々当たり前に食しているのでしょう。素晴らしい、秩父の文化や、人にふれた思いです。
釈迦堂東口園の桃やぶどうも、地元の農家の皆様に「あの店のものは本物さ」と、これからも、ご支持され続けなければなりません。
PR
COMMENT