昨日、19日、今年の桃は終了しました。期間中、お買い上げありがとうございました。桃の試食をして、「いまいちの時」「このままで、どうなるの」「まずまずかな」今年もいろんなことがありました。7月28日以降は平年の食味になりましたので、手放しでお奨めできる時もありました。
お客様の声も沢山頂きました。「一昨年が一番旨かったね」「思ったより、旨いじゃん」そして、毎年、数回おいでになる方でも、「おいしいですよ」とおっしゃっても、後は、ご遠慮されたりで、桃栽培者にとっては苦難の年でした。
「桃狩り」についても、来年は今年を参考に方針を換えたいと、思ってます。
とにかく、近所の農家の方の話では、桃の木を1本も栽培して無くても、商売のためなら、「桃狩り」が大々的にできる時代ですので。
全然栽培してないのに、便利なインターネットで、栽培している様子の、情報を得るわけですよ。例えば「桃に袋を何万袋掛けました」「消毒をしました」極め付きは、桃の品種や、特性、研究者しか理解してない、細かい分野まで解説し、更に、いきなり「桃畑を何枚増やしました」です。多分、この方は、桃の木の前に立たせ、剪定ばさみを持たせ、「桃の剪定をお願いします」と頼んだら、枝の1本も切れないと思うのですよ。
詳しい情報のわからない、消費者は、お宅では、「何枚桃園を作ってるのですか」「桃狩りはバスで隣の市につれてくのですか」と、尋ねるのですよ。苦労をして、真面目に栽培している者が、同じ目で見られてしまいます。
来年からの桃狩りについては、シーズン終了後、メール、ファックス、お電話、等でお客様の声をお聞きしながら、じっくり、方針を決めたいと思います。
また、来年もよろしくお願いします。
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